徒然なるままに

20150321塩谷寺8a


花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。
雨にむかひて月を戀ひ、たれこめて春のゆくへ知らぬも、なほあはれに情ふかし。
咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ見どころおほけれ。
(徒然草・第百三十七段)




20150321塩谷寺1-1a


花は満開のときのみ、月は雲のない状態のもののみを見るものであろうか。
降っている雨に向かって月のことを思い、部屋にこもって春が暮れていくのを知ずにいるのもしみじみとして趣が深い。
今にも咲きそうな梢、散って花がしおれてしまっている庭などこそが見どころが多い。






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あすな^ ^ | URL | 2015.03.26 21:08
花は儚く散ってゆくから美しいのですね^ ^
ピンクの絨毯。
この時期にしかお目にかかれない光景ですね(^ ^)
葉月 | URL | 2015.03.26 22:12
もっと古文を勉強しておけばよかったと思いましたが
ちゃんと解説付きで助かりました。

なるほど・・です。

椿って花ごと落ちて行くでしょう。
その姿さえも美しいですよね。

落ちている花にも愛おしさを感じます。
ステージ | URL | 2015.03.28 13:47
あすな^ ^さん、足下が気になる私にはこういう光景見つけるといつも夢中になってしまいます。落ち葉の季節もしかりですね(笑)
ステージ | URL | 2015.03.28 13:50
葉月さん、私だってこんなの全く興味なかったし、内容も知りませんでした。
先日娘の受験に使った本を整理していて目に留まった徒然草。
よく読んでみるとなんだか面白くて・・・
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